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ABOUT CTEP

日本の高校生のための

“英語によるクリティカルシンキング”

プログラム

プログラムの概要

CTEP (“シーテップ”)は、日本の高校生がケーススタディーの手法をふんだんに用いて、クリティカルシンキングと問題解決スキルを磨く、2日または3日間の英語プログラムです。(複数回のシリーズで実施することも可能)

 

本プログラムは、研修生が主体となるアクティブな環境のもと、入念な準備を経てプログラム講師から研修生に提示する、道徳的、社会的、地球規模の、明確な答えのない様々な課題/問題を、4~5名の小グループに分かれた研修生が、お互いに意見を出し合い、協力しながら、解決の方法を見出せるように企画されています。

 

抽象的な概念に留まらない具体的な事例と共に提示されるこれらの課題/問題は、ワークショップ、ケーススタディー、リフレクション(振り返り)の一連のサイクルで構成されるアクティブラーニングにより、その内容を深く理解し、同時にクリティカルシンキングのスキルを向上させられるよう工夫されています。

 

世界の異なる文化圏から来日した、多様な分野の専門的・学問的知識を有するプログラム講師陣の指導により、研修期間中に繰り広げられる、オープンで熱いディスカッションを通して、研修生は、一人一人が自分の考えを持ち、他者との意見交換によって、更にそのアイディアを進化させることができるプログラムです。

プログラムの概要

プログラムの特徴

クリティカルシンキング

「クリティカルシンキングとは何か、求められているスキルとは何か、どのように活用すべきか」を、プログラム講師陣のコーチングにより学びます。研修生の英語力に合わせて、講師と研修生、研修生間の積極的な相互コミュニケーションを促し、クリティカルシンキングが実際の問題解決にどのように生かされるのかを習得します。

ケーススタディー

提示される具体的な事例に関する異なる角度からの分析と問題解決のための発想、その実効性などを、クリティカルシンキングを応用して取り組むことができます。

問題解決

本プログラムがケーススタディーを通して取り上げる重層的な問題に対して、研修生は、小グループごとにその解決案をプログラム期間中に見出すことが求められます。

アクティブラーニング

本プログラムは、研修生が主体的に取り組む、体験型のアクティビティーによって構成されています。

プログラムの流れ

1. プログラム・オリエンテーション

メインプログラム開始の約1か月前にオンラインによるプログラム・オリエンテーションを実施します。オリエンテーションでは、プログラムの目的と目標、心構え、プログラムスケジュール、プログラム講師陣のプロフィールなどの情報が研修生に提供されます。

2. オンライン事前学習

メインプログラム期間中に取り上げる課題/問題に関する情報・資料などを、研修生、学校関係者のみがアクセスできるプログラムオリジナルウェブサイトに掲載、リーディング課題、作文課題などに取り組みます。

3. メインプログラム(2日または3日間)

実施校あるいは実施校が指定する会場にて行われる2日~3日間のメインプログラムです。9時30分開始、17:00終了を原則とします。

           

4. プログラム・オンライン事後学習

メインプログラムの終了後に、プログラムを通して学んだ事柄、スキルを今後の学業や将来にどのように活かすことができるかを英作文して提出することが求められます。また、オリジナルウェブサイトには、関連する参考文献や資料などが掲載されます。

プログラム内容

ワークショップ

このセクションは、ケーススタディに取り組むうえで必要なクリティカルシンキングの手法(スキルとテクニック)を学ぶものです。各ワークショップでは異なるスキル・テクニックを紹介、自分の考えをまとめるうえでのプロセスを体験します。研修生がこれからの人生で直面する、あらゆる問題・課題に取り組むうえで大切なスキルとなるはずです。

 

ケース・スタディー

ケーススタディで取り上げるのは、私たちの現実の世界で直面する、容易にベストアンサーが見つからないもの、立場が異なる人によって異なる考えがありうるようなもの、道徳的、社会的なジレンマに陥る可能性のある課題・問題です。

研修生は、小グループに分かれて、提示されたケースを、クリティカルシンキングのスキルを用いて多角的に分析し、各研修生が異なる立場から見解を発表し意見交換する中で、グループとしてのベストアンサーを見出していきます。

プログラム講師は、研修生がケース/事案をクリティカルシンキングにより深堀りできるように、また活発な議論が行われるように、各グループをリードしますが、あくまでも研修生自身が主体的に取り組むこと、英語力のレベルにとらわれず積極的に発言することが求められます。

 

哲学的アプローチ

ケーススタディーに取り組むうえで参考となる世界的に有名な哲学的理論を紹介し、哲学的なアプローチを含む問題解決案を見出すことを目的としています。研修生には、対照的な2つの理論が紹介され、それぞれを比較しながら、各理論の要点を理解するとともに、取り組んでいるケーススタディーに哲学的アプローチを踏まえて考える機会を提供します。

 

グループ・プレゼンテーション

初日、2日目の最後のアクティビティーは、ケーススタディーに取り組む各グループによるプレゼンテーションの機会が設けられます。初日では、当日のワークショップ、ケーススタディーで議論された事柄のまとめ、翌日の取り組みやグループとしての課題点などについて発表します。また2日目には、各グループが見出した問題解決のためのベストアンサーについて、図解、表、解説などのビジュアル資料を用いて、できるだけ詳細に発表し、他の研修生との質疑応答を経て、プログラム講師からフィードバックを受ける機会とします。

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